水素原料 ハイドロシェル

弊社は2013年から水素原料の提供を続けており、10年以上の経験を有しております。私たちは、いずれ水素医療が発展期を迎えると考え、その一環として新たな水素原料「ハイドロシェル」を開発いたしました。

本製品は、北海道産のミネラル豊富な帆立貝の貝殻の粉末を、最適な温度で焼成。その後、ナノレベルのシリカと微量ミネラルを配合した『マイクロクラスター』と混合し、独自の加工技術を施すことで誕生した合成原料です。

水素の効果・効能

水素には大きく分けて2つの効果・効能があります。

細胞(ミトコンドリア)の活性化 

ATPエネルギーの産生促進

抗酸化作用

悪玉活性酸素のみを選択・還元

細胞(ミトコンドリア)の活性化 

ミトコンドリアは体内の細胞に存在し、人間が生きていくために必要不可欠なエネルギーを作り出す、細胞内の小器官です。

水素は最も小さな物質であるため、細胞膜を容易に通過し、ミトコンドリアが存在する細胞内部へ浸透します。
この特性からミトコンドリアの機能をサポートする役割を果たします。
培養細胞において、活性酸素が発生しても、水素が存在することで、細胞へのダメージを抑えられることが発見されています。

さらに水素はミトコンドリアの機能を改善し、悪玉活性酸素が生じにくい体質へと導きます。これにより体本来の治癒力が高まり、体質改善が進むと考えられています。

水素はミトコンドリアの調整を通じて、酸化や炎症といった密接に関連する要因に対しても効果を発揮し、これらの負の連鎖を断ち切る役割を果たします。

悪玉活性酸素のみを選択・還元 

水素は、悪玉活性酸素を選択的に還元することで知られる、非常に優れた抗酸化物質です。
その特性は「選択性」と「還元力」に基づいています。

活性酸素は、体内で生成される酸化力の強い物質で、古い細胞を分解したり、侵入した菌を排除するなど重要な役割を果たします。
不足すると免疫系の機能が低下し、過剰だと細胞や組織に損傷を与えてしまうため、適切な量が体内で維持されることが大切です。

水素は「選択的」な抗酸化剤として機能します。
体に必要な活性酸素のスーパーオキシドアニオンや過酸化水素には影響を与えず、有害なヒドロキシラジカルやペルオキシニトライトのみを除去します。これにより、体の正常な機能は保持されつつ、有害な影響だけが抑制されます。

また水素の「還元力」では、効果的な抗酸化作用が実現されます。
有害な活性酸素は不安定なため、水素が電子を供給し、活性酸素を水に還元することで無害化されます。その他の抗酸化物質とは違い、還元後に水素自体も水となるため、酸化物として体に残留しません。
例: OH(ヒドロキシルラジカル) + H₂(水素分子) → H₂O (水) + H(水素原子)

このように、水素は体にとって不要な活性酸素のみを選択し、無害な水へと還元する、唯一無二の性質を持った抗酸化物質です。

水素の期待できる効果

がん全般、生活習慣病(高血圧)、糖尿病(高血圧、糖尿病、脳梗塞等)、感染症、アレルギー、免疫系、その他(不妊、認知症、下痢・便秘)など、水素は様々な病気の予防また改善に期待できます。

水素原料 ハイドロシェル

原料名ハイドロシェル
配合内容未焼成カルシウム,  炭酸カリウム,クエン酸カリウム, 炭酸水素ナトリウム, 二酸化ケイ素
用途食品・サプリメント用
溶存水素量溶存水素濃度 227ppm (NAD+試薬試験にて、本原料1gを水100mlに溶かした濃度)
品質検査製造毎に日本食品分析センターにて主に4項目を検査、毎納品時に試験成績書を提出いたします。(ヒ素・重金属類・一般細菌数・大腸群など)

各測定結果

・NAD+試薬試験
産業技術センターにて、Nad+試薬試験を実施。
本原料1gを水100mlに溶かした場合、溶存水素濃度 227ppmを記録。(一般的な水素水:溶存水素量0.6ppm)

・北川式ガス検知管

測定中

・ヒドロキシルラジカル消去活性値: -41600 μmol DMO/g (焼成前 -1180 μmol DMO/g)
ESRスピントラッピング法を用いた測定方法
サンプル 1.00g を量りとり、蒸留水 5mL を加えて、10分攪拌。静置して、上澄み液を測定に使用。

・ORP測定 : 酸化還元電位:-520mv
日本食品分析センターのORP測定結果にて、本原料を特定の条件にて測定したところ、-520mvを記録。

・栄養成分表示基本
水分 0.2g/100g たんぱく質 0.1g/100g未満 脂質 0.1g/100g未満
灰分97.9g/100g 炭水化物 1.9g/100g エネルギー 8kcal/ 100g
ナトリウム 580mg/100g 食塩相当量 1.47g/100g
日本食品分析センターによる、栄養成分表示基本セットの依頼結果。

Nad試薬試験を行う装置
5大栄養素
抗酸化力(加工後)
抗酸化力(加工前)

NAD試薬試験とは?

この試験は生体内の組織に存在するNADの酸化還元反応を基にしており、酸化型の補酵素NAD+が還元型の補酵素NADHへ変換される際に水素「H+」と2つの電子「2e–」が必要です。NAD+とNADHの重量を測定し、その差分から水素量を算出します。
 [NAD+(酸化型の補酵素) + 2e−(電子) + H+(水素) ⇔ NADH(還元型の補酵素)]

また弊社では、本試験を原料が体内で反応する水素量を測定する最も信頼性の高い方法と考えています。

参考文献・引用
著作者:v.ivash/出典:Freepik

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